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建築ジャーナル

2004 10 月号
定価:900円+税
●表紙撮影/今田修二
●デザイン/久保佳子 厚見達也
●10月号特集編集担当/上田 隆

阪神淡路大震災後の「復興都市計画」は、道路を広げ高層ビルを林立させた。だが、人は戻らず、商店は閑散としている。行政が一方的に決定した計画に、被災市民は反対した。しかし強行に実施された。市民間の対立も生まれた。まちの深部には「亀裂」がある。震災十年目の復興計画を二回に別けて検証する。

「震災10年の亀裂」より
東日本版
中部版
西日本版
九州版





特集
震災10年の亀裂


原点
 データで知る被災地の傷  36
証言
 変わらない行政、変わった市民 小田 実 38
俯瞰
 温度差のある被災地の全景  40
検証
 問題は3.17復興計画の強行 安藤元夫 44
実感
 「復旧」後、「復興」しないまち ゙ 弘利 46

KJインタビュー
今こそ、木造をないがしろにしてきた歴史を問いただすとき 北島 翠 2

論 評
『景観法』は『風景』を残し得るか 三沢 浩 6
『バイオマス文明』へ至る道 里深文彦 7

ニュース360°
諫早湾干拓事業工事差止め決定 8
朱鷺メッセ事故で新潟県が提訴 9

地域の話題
東日本 新台東病院設計入札ダンピング、「地下室マンション」に新展開ほか 10
中部 シャトル窯によるレンガ製造、旧川上貞奴邸指定管理者決定ほか 14
西日本 PFIで「水と緑の健康都市」小中学校、大阪府・自動回転ドア条例ほか 18
九州 活況の福岡市公民館プロポーザル、商店街の作業所「アート工房」ほか 22
information 26
今月の注目の人 29
おすすめの一冊 29

月刊 安心安全住宅ニュース
古川保のこんなものいらない33
石油と農薬が主成分の畳が、最高ランクの健康天然建材とは  31
設計監理SOS
瑕疵補修の悩み深い事柄 生木雅一 32
住宅問題の裏が見えるコラム55
増加する高齢者の遠隔地移転―現代版「姥捨て・爺捨て山」の危険性 松本恭治 34


連 載

私の視点『ニュータウン』の現在 津端修一 久 隆浩 49
まちのレシピA 赤松麻衣 50
建築風景I〜今帰仁城跡 佐久間慎一郎 51
五感で検証する公共空間のディテールO 津田美知子 52
健康建材計画〜3Kのススメ ヤマガタヤ産業 54
建築をあるくI 横浜港大桟橋国際客船ターミナル 55
CMが建築を変える39 小菅 哲 56
筑豊通信25 濱田イサオ 58
新・家をつくろう 永田誼和 59



東日本建築集
山形一級建築士事務所、自由工房、連健夫建築研究室



西日本建築集
山田建築工房、伊阪洋建築事務所



中部建築集
U設計室、村山建築設計事務所、岸設計



九州建築集
日建設計・九州オフィス




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