HOME一覧前号


建築ジャーナル
2011
8月号
No.1186
定価:900円+税

特集

脱原発…その1―フクシマを救え!

 


福島第一原発事故の惨状を見て、ドイツ、スイス、オーストリア、ドイツは脱原発に踏み切った。世界中に「フクシマ」の地名が刻み込まれ、「フクシマ」の復興を世界が注目しているが、日本は脱原発に向けて、舵を切ろうとしない。原発事故によって先の見えない不安と恐怖を抱える福島県民の苦悩を知ってほしい。そして、今後、日本に原発が必要であるかを考える機会にしてほしい。

「脱原発…その1―フクシマを救え!」より

■福島の子どもたちを守るために、早急に避難・疎開の開始を!―中手聖一
006
■電力は全国どこでも足りている。原子力発電54基を今すぐ廃炉に―山崎久隆
010
■誰かが行かなければ、原発処理が終らない不条理はもうたくさん!―樋口健二
015
■出荷できない県産材を使って、木造の仮設住宅、高齢者施設をつくる―JIA福島
018
■原発がなくても大丈夫! エネルギーの民主化急げ!―田中優
020
■24時間換気で室内が放射能汚染、ガイガーカウンターは何を選べばいいのか
014



クリックすると大きな画像が表示されます
東日本版
中部版
西日本版
九州版



[行動する建築家A]
住まいと街の境界を開く「LICO×LITA HOUSE」―岡村泰之 024

[論評]
福島の地元建築家として今できることを今やる―辺見美津男 003

[ひと]
オピニオンの視線 建設現場の安全な足場づくりは国の義務に―小野辰雄 026

[建築と政治]
非被災地による復興プラットフォーム構築を早急に ―江原幸壱 054

[地域の話題]
東日本 立川市旧庁舎がマンガ文化のある賑わい空間に?/今川憲英氏がエコストラクチュアを考案 034
中  部 愛知芸大、新音楽学部棟建設へ ほか 036
西日本 京都会館改築問題で市民への情報隠しが明らかに ほか 038
九  州 宇城市立豊野小中一貫校計画その2/那覇市都市景観計画の是非 ほか 042

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(32) 羽島市庁舎(坂倉準三)―松隈洋 028
淵上正幸の遥かなるル・コルビュジエを追って(4) 「キャバノン」 052

[実務]
古川保の伝統構法万歳! (33) 「節電したつもりが増電なり」 030
反電磁波講座(69)  「電磁波対策を取り入れた家づくり」―加藤やすこ 032
折り紙建築士養成講座(41) 「フラクタル・パターンをつくろう」―木原隆明 050

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(31) 「3・11以降の建築」をテーマにした展覧会 046
World Report(29) 国籍を超えた市民の起業支援「バルセロナ・アクティーバ」 浅倉協子 047
実務者のためのマネジメント・ブック・ガイド(4)  『アーンド・バリューによるプロジェクトマネジメント』 納見健悟 048
Information 049
Focus 056




東日本建築集
多摩設計(神奈川県川崎市) 中山建築デザイン研究所(東京都千代田区)
甘利享一建築設計舎(長野県小諸市) 中薮建築工房(北海道札幌市)
F.D建築研究所(東京都八王子市)



中部建築集
トイットデザイン(石川県金沢市) 可児建築設計事務所(名古屋市守山区)
福井徹也建築設計事務所(愛知県知立市) 長谷守保建築計画(浜松市中区)



西日本建築集
創都設計(大阪市中央区) 岩田章吾建築設計事務所(大阪市北区)
長尾建築設計事務所(和歌山市) 河口佳介+K2-DESIGN(広島県福山市)



九州建築集
大建設計(福岡市) 名工企画設計(沖縄県那覇市)


HOME一覧前号