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建築ジャーナル
2014
2月号
No.1221
定価:900円+税

特集

新国立競技場案を考える その2

 


新国立競技場案は、デザイン競技時からすると、コストおよび維持管理などを考慮して、施設規模が縮小されたものの、今なお、見直しの声が出ている。新国立競技場の建設を反対するには根拠が必要だ。現在の国立競技場の使われ方を十分精査した上で、多目的に使えるスタジアムのあり方を探る必要があるのではないだろうか。

「新国立競技場案を考える その2」より

■市民の立場から巨大施設はNO!
市民こそがユーザークライアントである
現国立競技場を改修し、「リユース、リデュース、リサイクル」をアピールして|森まゆみ

006
■建築エコノミストの指摘
現国立競技場を改修すれば、国土強靱化政策につながる|森山高至

009
■ファシリティマネジメントの視点
後世に負の遺産を与えてはならない
新国立競技場は50年先を見越したプランになっているのか|沖塩荘一郎

012
■政治家からの異議申し立て
サブトラックを常設しないのであれば、日産スタジアムをメインスタジアムに|河野太郎

014
■スポーツ観戦者、研究者の提案
新国立競技場についての議論は、「実証的」で「科学的」なのか|中西正紀

016
■建築史家からの問題提起
「ヘリテッジ」としての国立競技場に評価を。さもなくばオリンピックの返上を|西澤泰彦

020



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【ひと】
兼松紘一郎が巡る建築家模様 [14] プロデューサーという醍醐味―水野一郎 003

【批評】
都市計画は誰のためにあるか [24] セーヌ川とサンマルタン運河―中野恒明 032
前川國男の求めたもの [23] コンペ案に見る建築思想の変化―松隈洋 036
絵本のなかのコミュニティ・ビタミン [14] 「トンネラー」の原動力 目標思考力、―延藤安弘 040

【建築と政治】
建築界も財政健全化に貢献すべきである―江原幸壱 042

【地域の話題】
九  州 日向市新庁舎最優秀は内藤廣氏、長崎市公会堂の存廃問題その2、
      「施設からまちへ」障がい者の自立、<福岡>九州大学六本松キャンパス跡地のその後 026

東日本 <新潟>幅員66mの道路が地域を分断する 030
中  部 <名古屋>愛知の「ものづくり精神」から生まれる情熱的な建築「農業*建築」 031

【実務】
反電磁波講座 [99] 「過敏症でも安全に飛行機を利用したい」―加藤やすこ 023
古川保の伝統構法万歳! [62] 「あたしの家」から分かる建築のマコト その6 024

【NEWS】
五十嵐太郎の先読み編集局 [61] 「四川大地震の記憶を伝えるミュージアム」 035
まちの胃袋 [26] 「ひらのやのえびおろし 愛知県長久手市」 山崎亮 050
Information 002


※以下は、それぞれ地域版ごとの掲載になります



東日本版建築集
<建築集>
<建築集>オクテムデザイン(東京都渋谷区) 鈴木設計企画(新潟県新潟市)




中部版建築集
<建築集>
エムエスデザイン設計一級建築士事務所(浜松市浜北区) 川島建築事務所(名古屋市名東区)
Meet's設計工房(岐阜県各務原市)




西日本版建築集
<建築最新事情 和歌山編>
エテルノ建築設計事務所(和歌山市) スタジオ・パートスリー(和歌山県御坊市)
和新・設計事務所(和歌山県御坊市) 岡本設計(和歌山市) 日和設計(和歌山市)




九州版建築集
<建築集>
田島正陽建築事務所(福岡市中央区)




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