建築ジャーナルは1978年の創刊以来、一貫して住む人、使う人のための建築・都市を提唱し、 建築プロフェッションのあり方を問い続けてきました。
前身の中部建設新聞は1964年創刊。1989年より全国展開を開始し、建築設計界とともに手を携えてきた 「建築ジャーナル」の歩みは通算50年以上の歴史を誇っています。
1986年からは、専業設計事務所との信頼関係から得た圧倒的な情報力を社会に還元すべく、設計事務所名簿の定期的刊行を始めました。
1995年には、建築ジャーナルの基本的精神として
Ⅰ市民参加
Ⅱ地域主義
Ⅲ人間環境
Ⅳプロフェッションの確立
を編集方針として掲げ(1997年にⅢを追加)、社是としています。
また90年代になってからは、専門家の知恵と知識を生活者にとって有益なものとするために、書籍発行にも力を入れています。
今後さらに建築家と社会の紐帯を強め、心ある専門家と市民の力を結集して、よりよい建築・都市・地域をめざしていくのが 建築ジャーナルの責務だと考えています。