2016年4月号 「電源責任」

2016 4月号No.1251

建築ジャーナル

定価:900円+税

東日本版
中部版
西日本版
九州版

特 集

「電源責任」

4月1日からの電力小売全面自由化。既存大手10社以外の「新電力会社」の選択が、全面的に一般家庭や小規模な店舗・事業所でも可能になる。エネルギーを選ぶことは、未来への責任を果たすことだと考えれば、企業も個人も「電源責任」が問われる時代到来となった。住宅や施設を設計するとき、省エネやエネルギー効率は普通に言われるようになってきたが、そのエネルギー源に無関心であっていいはずがない。

「電源責任」より

  • 建築設計者なら知っておきたい
       電力小売全面自由化の基礎知識と基本用語|松原弘直 10

  • かしこく選ぼう! 私らしい電気|吉田明子 13

  • 市民電力は伸びるか
       市民電力連絡会提供「市民発電所台帳2016」データに見るその実態 16

  • 新電力

    <リポートその1>新電力は困難の連続|エヌパワー・みらい電力(愛知県・清須市) 18

    <リポートその2>「電源責任」を問われる時代|みんな電力(東京都・世田谷区) 19

  • 電力会社と読者アンケートから

    半数以上の意識は「電源重視」だが、「電力の自由」はまだこれから 20

  • 10 Minutes Story 映像で遺す建築アーカイブ 東海編

    連動動画(YouTube)は こちら から

連 載

  • シリーズ 年間テーマ 居住の夢[4]大谷幸夫が集住にかけた想い「川崎市河原町住宅」|河野 進 26
  • 迷走する国家プロジェクト[8]
    2月9日シンポジウム「B案の主旨新国立競技場コンペティションを振り返る」を聞く|西川直子 6
  • 建築のこれからを話そう[11]o+h 大西麻貴+百田有希 “わたしの居場所”をつくるサポート役 2
  • 兼松紘一郎が巡る建築家模様[40]ディテールに潜む心根|遠藤勝勧 7
  • これだけは見ておきたい日本の住宅12選
    日本の住空間―原点と現代をつなぐもの編[4]二つの顔を持つ江川家住宅|冨永祥子 22
  • 美しき設備デザインの世界[4]建築にマッチする空調吹き出し|知久昭夫 24
  • 10 Minutes Story 映像で遺す建築アーカイブ 東海編[9]
    笠嶋淑恵 「どう感じられるか」を目指す|村上 心 30
  • 業界をよむ[22]「再生可能エネルギー」のトピック6 建築設計者は再エネの「応援団」に新エネルギー新聞 32
  • 五十嵐太郎の先読み編集局[87]防潮堤が震災のモニュメントになるのか?|五十嵐太郎 39
  • 古川保の伝統構法万歳![88]京都の夏を旨とした住まい、地域型住宅の省エネルギー|古川 保 40
  • 前川國男の求めたもの[49]日本国民建築様式をめぐる議論の深化|松隈 洋 42
  • 今月の山崎くん[2]清水建設東京木工場へGO! 山崎太資 47
  • 仕事場[16]「水上ビル」で生まれ、育ち、帰る 建築クロノ/黒野有一郎 48
  • まちの胃袋[52]東屋のカツ丼 岩手県盛岡市|山崎 亮 50

情報ポスト

<読者の視点>
いつまで、対症療法を繰り返すのか?|辻 英一/安井建築設計事務所 35
<山形>
「最大の木造コンサートホール」でギネス認定|安達広幸/シェルター 36
<福岡>
福岡県弁護士会館(仮)プロポーザルコンペ|鮎川 透/環・設計工房 37
<海外>
沖縄から東南アジアへ|當間 卓/泉設計・JIA沖縄支部共同企業体 38

作品

※以下は、それぞれ地域版ごとの掲載になります

東日本版
<建築最新事情>
隈研吾建築都市設計事務所(東京都港区)
<建築集>
高田勲+第三設計連合(神奈川県横浜市)
中部版
<建築集>
TSCアーキテクツ(名古屋市中村区)
西日本版
<建築最新事情>
桝谷設計(奈良市)
九州版
<建築集>
アーキ・プラン(鹿児島市)

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