2017年11月号 「漂流するコミュニティ 大災害後の集団避難」

2017 11月号No.1272

建築ジャーナル

定価:900円+税

東日本版
中部版
西日本版
九州版

※本誌目次の「特集」「先読み編集局」「建築家模様」のページ数が誤っておりました。 以下が正しいものになります。

特 集

「漂流するコミュニティ 大災害後の集団避難」

3.11、熊本地震や九州北部豪雨。災害が起こるたびに多くの避難者が出る。避難によるコミュニティの分断や軋轢、避難先の先住コミュニティとの衝突は、難民問題にも似ている。生活の自立再建が難しい高齢者などが避難所や仮設住宅に取り残され、孤独死するといった悲惨な現実も報道されている。大規模災害が頻発する近年、避難所や仮設住宅での生活は誰にでも起きうる身近な出来事だ。漂流する大規模災害後のコミュニティの在り方を問う。

「漂流するコミュニティ 大災害後の集団避難」より

  • 対談 井戸川克隆×舩橋 淳

    避難する権利、避難させる義務 12

  • 伊達東の仮設暮らしとその後|[写真] 古居みずえ [文] 西川直子 16

  • 釜石市平田総合公園 仮設まちづくりの多層なモデル性|小泉秀樹 19
  • 対談 牧 秀一×山崎 亮

    震災時のコミュニティは未成熟な日本の縮図 22

  • コミュニティを分断しない仮設の在り方|木村悟隆 25
  • <連動連載>「悪」のコルビュジエ[11]投げ出された自由 チャンディーガルのキャピトル・コンプレックス|倉方俊輔 2

連 載

  • 建築のこれからを話そう[25]人を幸せにする建築の図式 遠藤克彦さん 4
  • 兼松紘一郎が巡る建築家模様[59]人が生きることをことほぐ 川口衞|兼松紘一郎 9
  • 五十嵐太郎の先読み編集局[106]都市の未来を変えたカナレットの絵|五十嵐太郎 11
  • 日本の超空間―原点と現代をつなぐもの[11]本庄煉瓦倉庫「決め過ぎない空間」|冨永祥子 28
  • 空調新思想大系[その5]空調設計ブラック上等|野部達夫 30
  • シリーズ年間テーマ|居住の夢・都市の記憶[11]
    かんの・ぼっくす 宮脇 檀ボックスシリーズの特異な存在|椎名英三 32
  • 業界を読む[41]「火星居住」のトピック6
    技術や理論は準備万端整った。あとは行くだけ 村川恭介|上田 隆 36
  • お城と日本人─木造化論争の行方[7]〈小田原城〉木造化も視野に耐震補強|毛利和雄 39
  • 進撃の建築家 開拓者たち[15]開拓者16 齊藤 正 「HANCHIKU HOUSE」|布野修司 44
  • 仕事場[35]草屋根の下 LOHASな仕事場 YURI DESIGN|前田由利 48
  • まちの胃袋[71]下萬屋の海老だご汁 熊本県宇城市|山崎 亮 50

情報ポスト

<岐阜>
白川郷かややねプロジェクト[大久保優美|日本ナショナルトラスト] 40
<高知・中土佐町久礼>
「ほんまもん」の木のチカラ[若林拓哉|ウミネコアーキ] 41
<高知・佐岡地区>
過疎の村の神社救済プロジェクト[渡辺菊眞|高知工科大学准教授] 42

作品

※以下は、それぞれ地域版ごとの掲載になります

東日本版
<建築最新事情>
富山県美術館/内藤廣建築設計事務所(東京都千代田区)
秋田市新屋ガラス工房+仙北市田沢湖クニマス未来館/渡辺佐文建築設計事務所(秋田県秋田市)
幸町すいせん保育所+フォレスターナ若林+パプリカ保育園+中外機工本社社屋/白鳥・ASSOCIATES(宮城県仙台市)
<建築集>
洋建築企画(神奈川県茅ヶ崎市)
地区計画コンサルタンツ(埼玉県さいたま市)
糸井建築設計事務所(群馬県太田市)
飯野設計事務所(山形県中山町)
北星設計(宮城県仙台市)
中部版
<建築集>
ワーク・キューブ(名古屋市昭和区)
西日本版
<建築集>
ユマ設計(京都市下京区)
フタバ設計(兵庫県南あわじ市)
九州版
<建築最新事情>
国建(沖縄県那覇市)

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