• 月刊誌建築ジャーナル
  • 2021年5月号 必要な建築とは何か 公共空間としての横浜市寿町健康福祉交流センター

 必要な建築とは何か 公共空間としての横浜市寿町健康福祉交流センター

2021 5月号No.1316

建築ジャーナル

定価:900円+税

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特 集

必要な建築とは何か 公共空間としての横浜市寿町健康福祉交流センター

「パブリック 図書館の奇跡」という映画を見た。寒波の夜、アメリカオハイオ州シンシナティの路上生活者たちが図書館を占拠する。公共空間とは何かを問いかけるヒューマンドラマだった。2019年6月、寿町総合労働福祉会館は横浜市寿町健康福祉交流センターに建て替わった。その地域の人たちの生活や生存に直接関係する重要な公共空間だ。そこで建築家が何を考え、それにかかわる人々はどう受け止めているのか。一つの建築ができることで生まれてくるものは何か。

「必要な建築とは何か 公共空間としての横浜市寿町健康福祉交流センター」より

  • 座談会①

    建築を生む、協働と葛藤|金子祐三×小泉雅生×高沢幸男×唐木研介×吉武俊一郎 4

    管理者側の視点から?中路博喜さんへの質問|中路博喜 10

  • 座談会②

    寿地区の医療・保健・地域活動と横浜市寿町健康福祉交流センター|梅田達也×小西祐子×鈴木 伸×竹本真紀×吉武俊一郎 11

  • 図解

    写真で見る旧会館と交流センター|写真=井上 玄、本誌 18

    まちの変化に向き合う設計提案 寿町健康福祉交流センター|唐木研介 22

  • 必要な建築とは何か

    場の力 寿町 旧センター4階のこと|山田清機+小島一郎 26

    健康福祉交流センターの機能と寿町のまちづくり|吉武俊一郎 29

    つくり手としてまちと向き合う|竹本真紀 33

連 載

  • 未来へのおくりもの 震災十年の検証【8】東日本大震災復興事業における巨大防潮堤の背景と復興事業からの再生にむけて|清野聡子 36
  • 五十嵐太郎の先読み編集局【148】市長が推進する八戸の文化施策|五十嵐太郎 41
  • 前川國男論◎戦後編【37】近代建築の進路に対する懐疑|松隈 洋 36
  • 仕事場【63】皆で遊び、食べ、旅し、設計をする、共同体としての設計事務所|象設計集団 46
  • まちの胃袋【112】ウインドファームのコーヒー豆(福岡県水巻町)|山崎 亮 48

建築

一粒社ヴォーリズ建築事務所(東京都千代田区)
浅井謙建築研究所(東京都港区)
小松設計(川崎市多摩区)
アーキテクト・アソシエイツ・ヨコハマ(横浜市西区)

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