2024年2月号に続く第2弾。前回は各分野からの問題提起編だったが、今回は、建築設計や教育の現場から課題を洗い出し、変化のきざしを先行事例から見る。住宅、建築、設計事務所のあり方をジェンダーの視点から検討してみよう。
「ジェンダーギャップと建築 2」より
現状把握座談会
ジェンダー、家事、ケアと建築|内山媛理+根来美和+葛西リサ+森田美紀+庄ゆた夏+連勇太朗+松下希和 4
特別寄稿
アーキテックス:ジェンダー平等をめざして ArchiteXX: A Gender Equity Organization│Lori Brown 12
合州国と日本
建築教育現場のDEIA│庄ゆた夏 16
「表現の現場調査団」の調査とその影響
「表現の現場」に潜む構造的偏り ジェンダーバランスとハラスメントを可視化する│小田原のどか 18
ポスト家族時代の住宅論
標準家族を超えた類縁(kin)の住まいを想像する ジェンダーからみる多世代コハウジングモデル│根来美和 21
ジェンダーと教育、そして今
学ぶこと、知ること、考えること│内山媛理 24